文化庁「文化芸術による子供育成推進事業(芸術家の派遣事業)」(3日目)
2022年12月1日 20時15分今日も、
文化庁「文化芸術による子供育成推進事業(芸術家の派遣事業)」で、
ジャズバンドの方々に来ていただきました。
今日は、
まず、魚島にゆかりのある「篠塚伊賀守(しのづかいがのかみ)」について、
群馬県の大信寺の御住職に、御講話いただきました。
大信寺は篠塚伊賀守の菩提寺です。
篠塚伊賀守は、あの畠山重忠を先祖に持ち、
新田義貞四天王の一人に数えられる豪傑です。
1342年に今治での戦いの後、
魚島に上陸し、3年間滞在したとのことです。
再起を期して行っていた武芸の訓練が、
魚島の「テンテコ踊り」として伝わっています。
児童生徒は、ふるさとゆかりの偉人について、
興味を持って講話を聞いていました。
そして、講演のあと、
ジャズバンド「On GreenField Jazz Quartet」の演奏会がありました。
前半は、
「オンザサニーサイドオブザストリート(ひなたの道で)」
などを披露していただきました。
また、本校の校歌を、
マーチ風、演歌風、ポップ風にアレンジして
演奏してくださいました。
いつもと違う雰囲気の校歌に、
児童生徒はノリノリでした。
そして、前半終了後、
愛媛県知事 中村時広様から御挨拶をいただき、
児童生徒を激励していただきました。
※ 記念撮影のため、マスクを外しています。
児童生徒は、
後半の演奏に向けて、
とても気合いが入った様子でした。
演奏会、後半はいよいよ児童生徒の出番です。
まず、四人ともトランペットを演奏し、
バンドとセッションしました。
練習の成果が十分に発揮され、
高い音、低い音、小さい音、大きい音など、
様々な音色を響かせました。
また、それぞれが選んだ楽器でのセッションも行いました。
小学4年生と中学1年生はトランペット。
中学1年生はベース。
中学3年生はドラム。
さらに三人の先生も加わり、みんなでセッション。
楽器を演奏する児童生徒の姿は、
とてもかっこよかったです。
会場も盛り上がりました。
そして、児童生徒全員が感想を発表し、
中学3年生は、
「バンドの方々や魚島小・中学校のみんなといっしょに演奏をして、
一つの音楽を作ったことで、
バンドの方々との絆が芽生えるとともに、
魚島小・中学校のみんなとの絆が深まりました。」
と述べました。
※ 記念撮影のため、マスクを外しています。
最高の時間を過ごし、
すてきな思い出ができました。
最後に、魚島を離れるバンドの方々を港で見送りました。
児童生徒は、
船が見えなくなるまで、
ずっと手を振っていました。
このような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
この場を借りて、お礼申し上げます。