第二学期終業式
2019年12月25日 15時00分第二学期終業式を行いました。
児童生徒を代表して、中学3年生と小学4年生が二学期の反省を発表しました。
そして、校長先生のお話がありました。
校長先生のお話より
大きな川があります。橋を架けて、自転車で渡りたいと思います。
どれくらいの幅があれば、安心して安全に川を渡りきることができますか?
自転車のタイヤの幅は、わずか3㎝です。
理屈から言えば、幅3㎝の橋が架かっていれば、渡りきることができます。
しかし、それはとても困難でしょう。川に落ちる危険性は大です。
では、どうすれば安心して自転車で渡ることができるでしょうか。
すぐ思いつくのは、橋幅を広げればいい。そうすれば、少しぐらいぐらついても落ちることはない。
転げても立ち上がることができる。疲れれば、自転車を止めて休むこともできる。
可能な限り、橋幅を広げれば広げるほど、安心して安全に渡ることができるでしょう。
実際に使用する橋幅は3㎝です。
それ以外の部分は使用しない部分です。
だから、実際にはなくてもよいのだけど、無用にみえて無用でない、必要なものなのです。
勉強についても、同じことがいえるのではないでしょうか。
算数が好きだから算数だけすればいい。社会は苦手だらかやらない。それでよいでしょうか。
好きなことだけしかしないということは、橋幅が狭いということです。
苦手なことも頑張れば、先ほどの話でいえば、橋幅が広がって余裕が生まれます。
勉強するということは、人としての幅が広がり、心豊かな人になれるということです。
二学期の結果をしっかりと受け止め、冬休みを有意義に過ごしてください。
得意教科を伸ばし、苦手教科の基礎を押さえるなど、充実した学習時間を確保してください。
最後に、この冬休みに、次のことを意識して過ごしてほしいと思います。
① 何事にも問題意識をもって自分で考える。
② 自分も他人も尊重し、誰もが幸せになれる方法を考える。
③ 家族に社会に貢献する。
この三つを、自主的に実践することを期待しています。
最後に、大きな声で校歌を歌いました。
また、式のあとには、冬休みの生活について生徒指導の先生からお話がありました。
生徒指導の先生のお話より
「ふだんどおりの生活リズム」
「ゆっくり休む」
「やるべきことをやる」
「すすんで家族と関わる」
「みんな元気に」
児童生徒のみなさん。有意義な冬休みを送り、
三学期に元気よく登校してくださいね。